よいボディを買うとレンズが多少ショボくてもいいかもしれない話
α9iiiのおかげで撒き餌レンズ50mmF1.8が実用に耐えるようになったかもしれません(挨拶)
カメラオタクには常識ですが、フルサイズセンサーでの焦点距離50mm相当は基本画角のレンズと言われています。50mmは、『単焦点欲しい? ならとりあえず50mm(相当)買っとけ』と引き合いに出され、各社が初心者をレンズ沼に引きずり込むために比較的廉価なレンズを用意している焦点距離でもあります。なお、「真の標準焦点距離はセンサーの対角線長さである」という派閥もありますが、それは各自で調べてみてください。
ソニー純正でも50mm前後の単焦点は結構たくさん出していて、私もご多分に漏れずソニーで一番安いレンズを持っています(全部Amazonのアフィリエイト、実際に買う時は保証の充実しているソニーストアがおすすめです)。購入当時はα7iiで使っていたのですが、AFがどうにも遅かったり迷ったり、MFでもフォーカスリングの軽さが嫌だったりと割とすぐにオールドレンズや24mmのGMレンズに乗り換えてしまいました。α9iiiを購入後もサーキット撮影で望遠レンズだったり、他の撮影でも元々気に入っていた24mmを持ち出す、遠いなら70-180mmを使う、ということで50mmはすっかりドライボックスの肥やしになっており、「年単位で使ってないしそろそろ処分かなぁ」と思っていました。
しかし、ある時ふと思い立って50mmF1.8を持ち出してみたら再評価できる場面がかなり増えてきました。
ボディの変化
α7ii時代はAFがとにかく迷ったり遅かったりでかなり不満だったのですが、α9iiiにしたところでこのあたりの不満が一気に消えました。おそらく現代のαなら7iv以降くらいでも問題ない気はするのですが、とにかくほとんどストレスなくフォーカスが合うようになりました。
軽量コンパクト
24mmF1.4と比較してもとにかく軽いです。ボディが重いくらいですね。重さはそこまで気にならないのですがコンパクトなのがとにかく嬉しいところで、カメラ脇に抱えたまま子ども抱っこしてもあまり邪魔にならないんですよね。あと子どもにレンズ蹴られても「まぁええか」、となります。(ボディはいいのか問題はありますし、レンズの防水がイマイチだったりはありますが、まぁ壊れたら壊れたで諦めのつく価格帯です。
撮影対象・スタイルの変化
なんだかんだこれが一番大きい気がします。撮影対象が風景や妻(動かない)や街角のモノから子どもに変わりました。子どもを中心に撮影すると24mmだとちょっと広すぎることが多いです。やっぱり子どもに注目しているので、50mmくらいの距離感だとちょうど親が見守る目線になります。(今は下の子は手が離せないので50mmだと近すぎるかもしれませんが、妻といる様子なんかは撮りやすいです)
ここまで書いたなら作例出せやとなりますがプライベートの写真ばかりでなかなか難しいのです。
しかし、(高級志向なのに)比較的廉価なレンズを再評価する日が来るとは思いませんでした。ボケ方に違和感がないといえば嘘になるのですが(ピントがあってる部分の画質には特に不満はないです。2400万画素ですし。)、軽量コンパクトさや「手軽さ」も総合的に考慮すると実はすごく良いものなのではないかな、というのが実感です。
まぁそれならマイクロフォーサーズにしろとか色々話は出てくるのですが、それはそれ、ということで。
というわけで、今日はこの辺で。
