プラ舟(トロ舟)ビオトープはじめました
マジでミドルエイジ・クライシスですね(挨拶)
アラフォーは気が狂いがちです。ちゃんと仕事・育児するならこんなことをする暇はありません。
まぁ昔からやりたかったんですよ。幼少期なんども水槽の金魚やメダカを全滅させてましたが。
借家ではやる気にもならず、家建ててすぐやればよかったんですけどグダグダ先延ばしにしててこんなクソ暑い時期に初めてしまい、妻からやんわり窘められました。先週メダカ20匹入れましたけど、5日経過で半減してるように見えます(☆になったのは数匹回収しましたが、それ以上に減ってる…)。
最初に参考(ほぼ丸パクリ)にしたページと動画を紹介しておきます。ここ見たほうが早い気もします。
目次?
買ったものリスト
実際に買ったものも、そうでないものも混在してます。特にパイプの継ぎ手関係は現物合わせしたほうが良いと思います。
ビオトープ用に買ったもの
- プラ舟(80L)@コメリ
- たぶんどこで何買っても同じですが、結構値段差があります。やすいと割れるのかもしれません。
- レンガブロック×4
- プラ舟の嵩上げに使いました。オーバーフローの水を逃がすためにも嵩上げが必要になります。
- 敷物@ホームセンター
- 砂利10kg
- メダカの色揚げが変わってくるかもしれません。明るい色にしたのですが、赤玉土と近い暗めの色のほうが良かったかなと思います。
- 赤玉土
- 動画に従って大粒1袋
- 砂利10kg
- レイアウト
- 石@ホームセンター
- レイアウト用の石は売ってませんでしたので、レンガみたいな御影石をとりあえず買いました。絶望的に不格好です。その辺で拾えばよいと思うのですが、私有地や公園にあるものを勝手に拾ってくるのもアウトみたいで、コンプラが難しいので合法っぽいものを買うか、買った石をかち割るのがいいのかもしれません。
- なんか別のホームセンターならありますね。しかし石に千円払うのか…となります。
- 流木
- これはホームセンターにありました。
- 石@ホームセンター
- 底面ろ過リフト用
- オーバーフロー用
- 暑さ対策
- すだれ(80cm×150cm)
- 重石
- PEロープ
- これは配置次第ですね。ビオトープを庭の塀に横付けしていたので、すだれをナナメにかけて日射を落としてます。
工具
- インパクトドリル
- 使用頻度が少ないのでバッテリーよりも有線派。国産メーカー派
- 屋外用の延長ケーブルも買いましょう。(ホムセンで購入のため、リンク先のは使ってません)
- ホールソー(Φ18)(ホムセンで購入のため、リンク先のは使ってません)
- VP13の継ぎ手用、結局たけのこドリル使ったのであんまり意味ないかも。Φ20なら多分ジャスト(未検証)
- たけのこドリル(ホムセンで購入のため、リンク先のは使ってません)
- 何かと便利、ホールソーが18mmだったので、奇数mmになってるドリルにしてみました。
- パイプカッター
- N-VANの内装用イレクターパイプのカットに使いましたが、当然塩ビパイプも切れます。ノコギリでも良いですが、粉塵がでるのでおすすめしないです。あと切るのが断然キレイで早い。
- 塩ビパイプ用接着剤
- 不要というかおそらく使わないほうが良いです。魚に毒な気がする。
- 紙やすり(#800とか#2000とか)
- 穴あけ後のプラ舟やカット後の塩ビパイプに滑らかにします。パイプカッターでキレイにカットしていればいらないと思いますが。
- 防塵マスク(DS2)
- 保護メガネ
- ドリルやヤスリを使うので、保護具は最低限必要と思います。防じんマスクの規格ですが、D:Disposable(使い捨て)、S:粉塵用(Solid?)、2:level2(1-3、3が最高)という感じのようですが、ちゃんと確認してないので調べてください。吸引しても直ちに健康に影響はでないと思いますが、こういうのは積み重ねだなと最近思っているアラフォーです。
- ホースリール
- 買ってなかったので……
実際に組んでいく
基本方針は現物合わせ、その場しのぎ、雰囲気で決める。です。計画性など確保できない……。
オーバーフロー加工
そもそもオーバーフロー加工済みの容器は売ってるのに、なぜ加工するのか。
値段も工具代考えたらペイしないんですよね。
問題は排水の位置で、これを底部付近に持っていくことでリセットが容易になります。
DIYも楽しんでやろう、という面もあります。あることにしとけ。

ホルソーで穴開け
大きすぎると水漏れするので、一旦Φ18で開けましたが、案の定ソケットが入りません。なのでタケノコドリルで慎重に適当に開けていきます。このとき穴あけの方向に注意してください。かならず面に垂直に穴を開けましょう。私は微妙に曲がりました。プラスチックは割れが怖いですが、今回はドリルで適当にやっても割れませんでした。ただ、真冬だと硬化して割れるかもしれません。あとホルソーでやってたら途中で摩擦で溶けました。たけのこのほうが削り出す感じで穴が空きます。
ソケットのねじこみ
貫通部のイメージは下のような感じです。プラ舟からネジを聞かせていきます。途中で回らなくなるのでモンキーで回しますが、意外と割れない。このやり方はとにかく穴径をネジの径とほぼ一致させて、お互いの変形を利用してねじ込むスタイルです。要はパワープレイです。これが嫌ならΦ21くらいで穴を開けて、スキマはシーラントで埋めましょう。パッキンだけでもいけると思います。たぶんΦ20でジャストサイズですが、さすがに2個目は当分作らないと思うのでこのままです。
ここで気をつけないといけないのは、受け側のパイプをパッキンごと強く押し付けた状態でねじ山を噛ませないと、プラ舟にもネジ山がかかってるのでスキマができてしまいます。もちろん受け側を締め込めば済む、のですが穴あけ位置を底面によせるとエルボ受け側のまわり代がありません。詰みます。
回避するには受け側を直線パーツにして、エルボ継ぎ手を追加しておくくらいです。継ぎ手が増えると水漏れリスクも上がるので、ここはお好みですね。貫通穴+シーラントならねじ側で調整できるのでそれでも良さそうです。こういう細かいところは実際に作業しないと気づかないものですね。ちなみにパッキン分のスキマはどうしてもできてしまうのでこのままで問題ありません。今回シールテープは使ってませんが大丈夫そうでした。受け側がのネジ山が金属のタイプだとシールテープ必要かもしれません。そのうちパッキンが劣化するとやや面倒かもしれません。そのときはリセットかな……。

確認
ここまで作業したら一度水を流し込んで、水漏れがないか・オーバーフローが機能するか確認しましょう。自分の作業精度に自信がある人は確認しなくてもよいです。

底面ろ過
ここは動画のとおりです。特段のノウハウもいらないです。
パイプカッターで切り出す→チーズとパイプをあわせていくで作れます。現物合わせで行きましょう。
最後エアチューブを通すためにエルボに穴を開けますが、穴径が意外と大きく取らないといけませんでした。塩ビ相手ならなんでもいいのでセットドリルがあると便利です。カゴ部分もハサミで穴あけすれば十分でした。万能ハサミが一本あると気楽ですね。こんな感じです。先端のエルボはどちらでも良いのですが、エルボをつけると高さが出て水が吹き出しにくくなるのでストレート部分を短くしたほうが良いです。あと、穴は真上から開ける形にしたほうがチューブ入れやすくなりますね。


動物対策
田舎というほど田舎ではないのですが、どうも近所に猫かなにかがいるようで、庭に入り込んでいる様子が以前から監視カメラに映っていました。メダカなんて格好の餌なので、確実に防御する必要があります。金属タイプのネットを切り売りのもので買って、上からかけることにしました。ナイロン製の動物避けのネットをきちんとテンションかけて張るでも良い気もするのですが、試行錯誤中です。そして更にその上にスチールラックの棚板を乗せてます。ネットだけだと上から押すとどうしても凹んでしまうので、このようにしています。もうちょいマシな蓋がないかなと思っています。固定はタイラップかカラビナにしてます。ちなみに固定用カラビナのサイズ選定を間違えて、3000円くらい無駄金使ってます。大きいので良いですね。
C型クランプも使ってましたが、この数日でサビサビになってました。冬は波板をクランプで留めておくつもりでしたが、穴開けて固定のほうがいいかもしれません。割れちゃうかな……?
あとは万一にでも子どもがビオトープに落ちないように、という意味合いでもあります。
暑さ&豪雨対策
とにかく信じられないくらい暑いのですだれをかけました。日当たりが悪いのでいらないかなと思ってたのですが、日中に指を突っ込んだら「お湯?」となっていたので、庭の塀から思い切りかけてます。すだれをかけてから一応水温計を買ったのですが、32,3度くらいまでは上がっているようです。エビは当分投入できないかなと思っています。あと、信じられないくらい強い雨も降ります。ビオトープどころか家がどうかなりそうな勢いの雨ですが、これもすだれである程度防げてるような気がします。
投入した生体と現状
水張りしてから1週間後、
・ヒメダカ × 20
・アナカリス(オオカナダモ)×1
・ホテイソウ×2
を購入・投入しました。水草その前に使えばよかったかもです。
投入6日で、ヒメダカ×6、ホテイソウ×1が☆になってしまいました。メダカは4匹☆になっているのを確認・回収、2匹は行方不明です。ホテイソウは完全に根が崩れて力がありません。葉が黒く溶けているので、すだれごしでは日射不足かもしれません。もう1このホテイソウと合わせてバケツに退避させて日光浴させていますが、どうなるやらです。アナカリスは今のところ、元気そうです。
メダカ業界知りませんでしたが、ブランドメダカが色々いるんですね。確かにキレイでしたが、値段が1匹450円とかはさすがに買えません。オスメスペアにして増やせば増やせるんでしょうけど、ちょっとハードル高いです。育て慣れたら考えてみたいです。
1ヶ月後ですが、こんな感じです。蓋は右みたいな感じ。この状態だと中身は殆ど見えませんが。。


反省事項
水平取り
プラ舟の穴開けで疲労困憊になって水平確認サボって水入れたらめっちゃ傾いてました。砂利+満水のプラ舟をなんとか持ち上げて下駄履かせてなんとなく水平にしました。
メダカを買った時間帯
朝に買ったのですが、店員さんから「日中は水温上がりすぎて危険なので水合わせは夜にやったほうが良い」と言われてしまいました。仕方なくバケツにビオトープの水を何リットルか取って、そこで水合わせを行う→夜にあらためて水合わせ、という二段階水合わせを行いましたが、すでに負担がかかっていたように思います。
開始時期
そもそもですが、人間に優しくない時期ということは生き物にも優しくない時期、という当たり前の話でした。投入6日で5匹(1/4)以上が☆になっているので、このペースだと1ヶ月持たない計算です。
日中に汲み置き水を追加する
これ、一番あかんかった気がします。すだれも効いてない感じで、あまりの暑さに動揺して日陰においてあった汲み置き水を入れてしまったのですが、異なる水温の水を入れても一瞬で水温が下がるわけではなく、水温の高いゾーンと低いゾーンに別れて、ゆっくりと温度が一定になっていきます。ここの間をメダカが往復すればもうヒートショックですよね。一気に3匹☆になってたのはおそらくこれのせいです。足し水は夜にそっと、ですね。大雨でも水温一気に下がる気はするのですが、一旦曇って気温が下がる+雨だれで全体に水が徐々に投下されて水温が下がるのでまだマシなのではないかと思っています。大体野生でも雨は自然に入るはずなので……。
底面ろ過装置の場所と砂利の量
動画をよく見ていなかったので悪いのですが、カゴとろ過装置は壁に寄せたほうがよさそうです。吹き出し口のない側の水が若干淀みます。先程メダカを避難させたうえでレイアウトを無理やり変更してきましたが、マジで大変でした。足腰が痛い。また、作業で濁りが出てしまいました。退避も慎重にやらないといけなかったのですが、少し失敗した気もします。とにかく生体に負担がかかってそうです。あと、砂利の量が足りないのかどうしてもカゴのスキマができてしまいました。今度砂利を追加しようと思います。1匹白っぽくなってたメダカがいたのでもうだめかも……となっています(メダカ、☆になると水底で真っ白になっていることが多いです)
【追記】大丈夫そうでしたが、1,2体見当たらない気もします。メダカの数数えるの難しくないですか? 濁りは半日で取れましたね。ろ過装置のおかげでしょうか。
終わりに
とにかく勢いで書いてみました。あとから訂正したり写真追加したりするかも。
人生楽しんでるとよく言われますし、自分でもそう思ってます。まぁ、薄く広くいろいろやるのが性に合ってるみたいです。
というわけで、今日はこの辺で。
