瞑想(マインドフルネス)の目的
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いきなりスピリチュアルになりましたね(挨拶)
なんでいきなり瞑想の話になるのか
色々あって、ここ半年くらい専門家の指導の元で瞑想に取り組んでます。で、はてなの某有名な人が野菜と睡眠と運動と瞑想さえしてれば人生全てうまくいくとかうそぶき続けてて(最初瞑想だけだったのにどんどん増えてるのが気になる)、まぁキャラ立ての一種なんでしょうけど、特に瞑想の効能とか語ってるわけでもなく一方的に瞑想瞑想いってて迷走してんじゃないの(これオヤジギャグやな)って思うわけなので少し書いてみます。素人が専門書も何も読まずに書くので99%割り引いて読んでもらえれば良いかなと(逃げ口上、ヨシ!:現場猫だいすき)。
瞑想(マインドフルネス)の目的でないもの
- 悟りを開く
- 神秘体験を得る
- リラックス
- ぐっすり寝るため
こういうものは目指しません。別に目指しても良いんですけど精神科や心療内科のお世話になる可能性があります。というか現代社会で”瞑想やろう”って思う時点で病む素質があるので上の目的はおすすめしません。私の場合は瞑想するとよく眠れますけどね……。
すでに精神科や心療内科通院してる人は主治医に相談してからやってください。
マインドフルネスの目的
マインドフルネスの目的は、「自分の五感が感じていることや自分が思考していること自体を感じ取り、そのままにしておくトレーニング」です。
そう、マインドフルネス(瞑想)は練習です。練習ということは本番があります。本番とは「自分自身が何かしら集中して取り組みたいこと」「恐怖心があるけどやらなくてはいけないこと」です。自分の感覚・思考に囚われないための練習と言えます。
マインドフルネスのやりかた
目的がわかったところで実践してみましょう。
呼吸の瞑想
- タイマーを10分セットする(「Hey Siri タイマー10分」って言うだけ)
- 目を閉じて体の力を抜く(操り人形みたいに頭を糸で引っ張られているイメージの姿勢)
- 自分の呼吸に意識を向ける(呼吸に合わせて「吸う」→「吐く」って頭の中で唱えるでも良いし、空気が肺に入る→出ていく流れを感じ取るでもなんでも良い)
- 呼吸に意識を向けているのに、関係ないことが頭に浮かんでくる(晩のおかずとか)。
- 関係ないことが浮かんできたと気づいたら、「あぁ、浮かんできたな」と思って3に戻る。
- タイマーが鳴るまで3-5を繰り返す
コツというか大事なことは、他事が浮かんできたときに自分を責めないことです。うまく行ったとかそういうことは考えず、自然に受け入れましょう。トレーニングはトレーニングですが、出来の良し悪しを見るものではないのです。精神状態によって呼吸に集中できるときもあるし、できないときもあります。大事なのは、他の事が頭の中に10000回浮かんできても10000回呼吸に意識を向けることです。
呼吸の瞑想を1,2週間やってみたら(毎日やるだけやってみるのが良いと思います)、全身を感じる瞑想にうつってみましょう。
全身に感覚を広げる瞑想
- タイマーを10分セットする(「Hey Siri タイマー10分」って言うだけ)
- 目を閉じて体の力を抜く(操り人形みたいに頭を糸で引っ張られているイメージの姿勢)
- 最初は自分の呼吸に意識を向ける
- 意識を全身の感覚に広げる(服が体に触れている感覚、椅子にお尻が設置している感覚、エアコンの音、足の裏に絨毯が触れている感覚etcを同時に感じられるようにする)
- 関係ないことが頭に浮かんでくる(晩のおかずとか)。
- 関係ないことが浮かんできたと気づいたら、「あぁ、浮かんできたな」と思って4に戻る。
- 頭がめっちゃ痒くなったり、足がチクチクいたくなったりしてどうしても全身を感じることができなくなる
- 逆に、かゆい部分やいたい部分に全力で意識を向ける
- 全力で意識を向けてると何故かそのうちなるので4に戻る
- タイマーが鳴るまで4-6や4-9を繰り返す
ちょっと長いですけどこんなかんじです。基本的にやることは変わりません。結構難しいなと感じると思いますが、できなくても自分を責めないでください。逆に「お、うまく全身感じられてるぞ」とか思ったとしたらその時点で思考が発生しているので全身を感じる作業に戻りましょう。瞑想中は評価をしてはいけません。自分が感じたそのままにしておきましょう。
で、これがなんの役に立つの?
自分自身の体や心が何を感じているかを「そのままにして」おくスキルが身につきます。恐怖や負の感情を膨らませないため、客観的に記述するための練習でもあります。
何にせよ
自己責任でやってみましょう。とにかく長時間やればいいってもんじゃないので、そのあたりは気をつけてください。10分で充分です。(またオヤジギャグ……)
というわけで、今日はこの辺で。