使う過去問集については「解説が詳細である」と定評の「黒本」を薦めておきます。僕は赤本使ってましたが。 さて、この勉強法を書くの忘れてました。 過去問をひたすら解くのは良いんですが「過去問を分野別の問題集として使う」という手があります。センターの過去問を見ていくと分かるんですが、本当に満遍なく出てます。 基本的なこととして、「答えあわせは1年度分を解き終わるごとにやること」です。分野別なので、分野別の1年分が解き終わったらすぐに答え合わせしてください。そうしないと忘れます。 次に活用法の例を二三挙げておきます。
化学は基本的に、理論・無機・有機と分かれます。理論分野は化学Iに関しては楽勝です。楽勝じゃないと困ります。楽勝にしてください。そうなれば、必然的に差が出やすいのは暗記分野(注1)の無機・有機になってきます。 無機と有機の基礎を一通りさらったら、ある1日を「今日の化学は無機の日!」と決めて解きにかかります。 そして冒頭にも書いたように、1年分やったらその場で答えあわせをします。 間違ってたら過去問にチェックつけるなり、間違えた部分を参考書でマーキングするなり、間違えた部分だけを取り出したノートを作るなりしておきましょう。 当然センター形式なので「当たった!」という問題も出てくるでしょう。つまり、分からない問題に出くわしたらその場でチェックをつけた方が良いです。 そんな感じでやっていくと「覚えたつもりだったのになー」とか、結構出てくると思います。 元々ちゃんと勉強している人だったら、最初の「基礎をさらう」という工程を抜かしても大丈夫だと思います。
これも化学と同様です。僕の場合は図形がニガテだなーと漠然と感じていたので、1週間ぐらいひたすらIA・IIBに関わらず図形っぽい問題を解き続けました。 正直これで効果が上がったかと言われると疑問なんであんまり書きたくありませんが、書いておきます。
これも基本は同じです。 つまり、「今日は第4問解くぜ!」と決めたらひたすら第4問解きます。 英語力だけじゃあ太刀打ちできない部分がやっぱりあるんです、センターって。
今年度(2006年度)はかなり簡単でしたが、来年からはそうも行かないでしょう。 対策……というほどのことでは無いかもしれませんが、僕はわりと暇を見つけては速読英単語(上級編)のCDを聞いていました。 あとは「予想問題集」のリスニングを使ったり、とかです。 こんなんで満点取れました……異常です。 二次でリスニングを課す大学がありますが、2006年度センターを射程にした勉強だと100%無理です。断言しておきます。
やべー、どんどん膨らむ(汗
リスニングのところで書いてふと思い出しましたよ。
予想問題集。予備校がその粋をつくして作る問題集です。難易度はおそらくやや高めなところがほとんどです。
使い方としては直前に軽く流す……ぐらいだと思います。仲間内で点数勝負するのにも使った記憶がありますが、あんまり使いませんでした。
一応一般的に言われている予備校の問題集の評判を以下に。
バランス重視。まとも……?(僕は河合生だったのでそういうイメージを植えつけられてる可能性は高いです)
考える問題が多い。センター問題集にしては難易度高。
暴投対策に。
(注1)僕は具体的には知りませんが、無機・有機も理論的に解けます。多分そうした方が良いんですが、そういうわけに行かない人がほとんどだと思うので、暗記分野ってことにしておきます)