戦いのDNA


あんまり題名に即していない話題かもしれませんが、時間つぶしに読んでくれたら嬉しいです。
ココの掲示板でも少し書きましたが、僕の考えとしても、地球は長持ちしないと思います。
世界規模の環境破壊に、放射能の力…改めて書く必要も無いでしょうが、多分皆さんが、僕が思っているよりも実際はよほど深刻でしょう。
更に言えば、人類が種族として弱ってきている、ということ。道具で、薬で『武装』しつづけた結果、菌も生き残るために驚異的進化を遂げました。
医療技術の向上により、いくつもの『悲劇』が救われました。同時に過去なら淘汰されていた弱い遺伝子も残されるようになっています。
それが何を意味するか、人類としての破綻…

こういう意見もある、ということです。もっと多角的にモノを見る力が欠けているのかもしれません。
今日、ウチの近所の駅で、共産党の方が演説をしていました。どうやら有事法制反対の署名をかき集めているようでした。
なるほど、日本を昔の軍国にしてはならない、と。戦力を持たないということを率先しなくては、真の平和は訪れない、と。
要するに、昔からの方針を貫け、と言いたいんですね。彼らは。
別に共産党云々とは言いません。戦争に巻き込まれたくないという個人的感情から言えばこの意見自体には賛成ですし。
しかし、そんなコトで本当に良いのでしょうか?もし、北朝鮮が撃ってきたら?もし、アメリカが敵に回ってしまったら?もし……。
こういう論法はあまり好きじゃないんですが、実際に起こり得る可能性を考えると、やはり無いと困るのです。自衛隊の戦力では、攻撃は出来ないのです。

コレは、決して今の中高生に無関係ではありません。僕たちが徴兵される可能性のある法律の元です。

……無関心ではいられなくなったでしょうか?そうなってくれたらと幸いです。


2003年執筆
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